ランプ職人として、5年待ちというハリーンランプを作っているのが、別所由加さんです。
ハリケーンランプといえば、キャンプの夜には欠かせないもの。
別所由加さん、そんなハリケーンランプをたった1人で作っているんです。
そんなスゴ腕女性職人でもある別所由加さんですが、結婚はされているのでしょうか?
そして家族は?
色々と気になることがありますが、今回の記事ではそんな別所由加さんの結婚歴や家族に加え、出身校についても調べてみたいと思います!
別所由加のwikiプロフ
- 名前:別所由加(べっしょ ゆか)
- 生年月日:1989年
- 年齢:31歳(2020年8月現在)
- 趣味:音楽鑑賞
- 職業:株式会社WINGED WHEEL代表取締役
5年待ちのハリケーンランプを作っているのは、大阪府八尾市にある『WINGED WHEEL(ウイングドウィール)』という大正13年創業の歴史あるランプ屋さんです。
そして、日本で初めてハリケーンダンプを作ったのWINGED WHEELがなんだそうです!
ハリケーンランプとは、いわゆるオイルランプの一種で、嵐の中でも消えないランプというのが名前の由来だと言われています。
物語などで登場する古い古屋にぶら下がっているアレですね!
#別所ランプ#ハリケーンランプ
日本で唯一のハリケーンランプ製造のWING WHEEL 別所ランプが届きました。
ホームページの写真よりカラーが落ち着いていて気に入りました。キャンプで使用するのが楽しみです pic.twitter.com/8VzR7uz104— GVFSTI (@gvfsti) July 5, 2019
現在、WINGED WHEELでは別所由加さんがたった1人の職人であり、代表取締役も勤めています。
別所由加の結婚歴について
別所由加さんは、女性職人としてランプ作りや代表取締役を務めていますが、結婚はされているのでしょうか?
調べてみたところ、関係する情報は見当たりませんでした。
現在の年齢は31歳で、旦那さんやお子さんがいても不思議ではない年齢です。
ただ、別所由加さんのSNSやTwitterなども見ても、結婚はもちろん彼氏の存在をうかがうことは出来ませんでした。
ハリケーンランプは現在5年待ちと言われていること、そしてその製造には300以上の工程を必要としているため、かなり忙しい日々を送っているに違いありません。
今は結婚や恋愛と言うよりも、仕事と自身の会社を守る事を1番に考えているのではないでしょうか。
別所由加の家族は?
別所由加さんからハリケーンランプが完成したとメールが来たよ!
1年以上も待ったけど、今からなら5年待ちだってさ。すぐにキャンプで使えるのは幸せだよね。
ちょうど情熱大陸で放映されるみたいだから、このランプに火を灯して観ようっと📺https://t.co/sl9goAS8rX#ハリケーンランプ
— fuyu camp フユ キャンプ (@fuyucamp) September 8, 2020
そして別所由加さんのご家族ですが、母親である『ニ三子さん』がいらっしゃるとのこと。
年齢は70歳を越えているそうです。
父親に関してですが、残念ながら情報はありませんでした。
しかし、2016年のしゃかいかの記事によれば、当時は工場に別所由加さんの他に、母親であるニ三子さんと父親と思われる工場長がいらっしゃったことが分かっています。
別所由加さんは母親ととても仲がよく、会社が苦しい時も苦楽を共にした仲だとも話しています。
別所由加の出身高校・大学は?
それでは別所由加さんの出身高校や大学はどこなのでしょうか?
こちらも調べてみると、高校についての情報はありませんでしたが、大学については大阪芸術大学へ進学をされています。
中学や高校からドラムに熱中されていた別所由加さん、大学へは音楽をさら深く学ぶために大阪芸術大学を選んだんだそうです。
ただ、別所由加さんは大阪芸術大学を中退されているんです。
その理由は、大学2年生の時に当時ランプを作りを長年勤めていた職人さんがなくなってしまい、作り手がいなくなってしまったため。
貴重なハリケーンランプの作り手がいなくなってしまい、何が起きても弱音を吐かない母が『もうダメかも』って。それを聞いた瞬間、『そんなら私がやったる』と。当時は音楽を真剣に学んではいたけれど、どこか燃えきれない部分があったというか、人生のすべてを捧げられると思わなかったんです。それよりも、あんなにつらい思いまでして、母が守りたかったハリケーンランプをどうにか残したいという思いが勝った。ランプ作りを“未来が見えない仕事”だなんて、ただの一度も思ったことなんてなかったし、迷いはありませんでした。
引用:&M(アンドエム)より
とてもまっすぐですね!
当時は、ランプ作りに関する工程はデータ化されていなかったようで、何回にも及ぶ失敗を繰り返して現在に至っているそうです。
別所由加さんは、とても負けず嫌いな性格のようなので、苦しい時期も乗り越えてくることができたのでしょうね!
別所由加の経歴
名前の由来通り嵐の中でも炎が消えない #ハリケーンランプ
一家に一台から便利な明かりに移り変わっても 日本で唯一 生産され続けているのは #別所ランプ だけ。ホヤにエンボス入りの古い灯りが蘇りました◎
この灯りを守る若き女性 #別所由加 さんに魅入ってしまうのも ここのランプが好きな理由 pic.twitter.com/465eWZmACL
— 松美堂~アンティークしょうびどう~ (@syoubidou_kyoto) January 29, 2019
WINGED WHEELの前身は『別所ランプ製作所』でした。
ハリケーンランプを売り出したの1924年頃で、当時はランプメーカーもたくさん存在していたといいます。
ですが、別所由加さんが小学6年生のときに、会社が倒産・・・。
「3代目の祖父の時代に会社が倒産したんです。ある日突然、家も会社もなくなりました。この日のことは一生忘れないと思います。それからすぐに祖父の認知症が始まり、会社の再生を託されたのはそれまで会社の経営にまったくタッチしていなかった母でした。当時すでに日本で最後のランプ屋になっていたので、母はなんとか工場をよみがえらせようと必死で奔走しました」(別所さん)
引用:&M(アンドエム)より
お母さんと数名の職人さんで、2007年に現在のWINGED WHEELを設立しました。
まだ小さかった別所由加さんはお母さんと一緒に取引先に行くなど、一生懸命に働く母の背中を見て育ったそうです。
後に別所由加さんが5代目として後を継ぐわけですが、大好きなドラムや大学を中退してもWINGED WHEELを継いだのは、母の姿を一番身近で見ていたからなのかもしれません。
自身が後を継いでからも、
- ランプ作りの資料がない
- パーツの在庫がない
- 金型がつぶれている
など苦難の連続だったそうで、一時は絶望さえもしたといいます。
ですが、金型を修復するための資金をクラウドファンディングで支援を募り、結果として250万円を超える資金が集まったことで金型の修復ができるようになったそうです。
パーツを作るにも金型が必要だったそうなので、ある意味金型は生命線的な存在なのでしょうね。
普通だったら挫折してしまいそうな状況ですが、現在までWINGED WHEELを支えてきたのは、それまで一生懸命に働いてきた両親や職人さんの姿を見てきたからなんだと思います。
まとめ
今回は、別所由加さんの結婚歴や家族、出身校についてお届けしました。
女性職人としてたった1人でハリケーンランプを作っている別所由加さん。
結婚や家族など、謎に包まれている部分はありますが、まっすぐで芯のブレない女性であることは経歴から感じることができます。
5年待ちという人気にハリケーンランプですが、アウトドアが注目されている今、今後はますますの需要があるかもしれませんね!