こんにちは!
今回は、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんの学歴や経歴についてまとめていきます!
2019年のノーベル化学賞に、旭化成名誉フェローの吉野彰さんが選ばれました。
日本人のノーベル賞受賞はこれで2年連続、化学賞は今回の吉野彰さんで8人目となりました。
同じ日本人として、とても誇りに思います。
さて、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんとは、一体どのような方なのでしょうか?
出身の高校や大学について、さらに経歴についても調査してみたいと思います。
さっそくチェックしていきましょう!
吉野彰はリチウムイオン電池の発明者
旭化成名誉フェローの #吉野彰 氏が19年の #ノーベル化学賞 を授賞しました。みなさんが使っているスマートフォンやパソコン、電気自動車のバッテリーの生みの親です。https://t.co/WAD6bvkLCI#日経ビジュアルデータ #ノーベル賞 #NobelPrize #リチウムイオン電池 pic.twitter.com/BxQFx2hvTE
— 日経ビジュアルデータ (@nikkeivdata) 2019年10月9日
吉野彰さんは、リチウムイオン電池を発明した方です。
リチウムイオン電池とは、簡単に言うと充電することで繰り返し使える蓄電池のことです。
身の回りでは、スマートフォンから自動車まであらゆるところで使われているため、とても身近なものなんです。
ノートパソコンやデジタルカメラ、電気自動車にもリチウムイオン電池が使われています。
今回、吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞したのは…
リチウムイオン電池を高性能の小型充電池として急速に普及させ、IT社会の発展に貢献した功績が評価されたことが理由です。
負極も正極も日本人研究者が貢献 リチウムイオン電池https://t.co/7lINcaJm2P
スマホやパソコンには #リチウムイオン電池 が入っています。高性能で小型の電池がなければ「モバイル時代」は来ませんでした。その実用化に貢献したのが、 #ノーベル化学賞 の受賞が決まった #吉野彰 さんたちです。 pic.twitter.com/WF5IVcs7Ri
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2019年10月9日
もし、このリチウムイオン電池がなかったとしたら、現在のようなスマートフォンやノートパソコンは普及していなかったと言われています。
そう考えると、いかに重要で影響力の高いものなのかが分かりますよね。
いつも当たり前のように使用している製品にも、色々な苦労や工夫があります。
そして、今回発明したリチウムイオン電池にも吉野彰さんのノウハウが詰まっているんですね!
リチウムイオン電池は、今や日常生活には欠かせないものなんです。
吉野彰のプロフィール
【☆SDGs×ノーベル化学賞☆】#ノーベル化学賞 に「リチウムイオン電池」開発の #吉野彰 さん❗️おめでとうございます!🏆🎌
吉野さんの胸には #SDGsバッジ が輝いています!😀#SDGs のゴール9は社会課題解決のための #イノベーション の重要性を謳っています。https://t.co/SFgJMM18yJ pic.twitter.com/KnX3iT8HVt— 外務省✕SDGs (@SDGs_MOFA_JAPAN) 2019年10月9日
名前:吉野彰(よしの あきら)
生年月日:1948年1月30日
年齢:71歳(2019年10月現在)
出身地:大阪府吹田市
職業:エンジニア・研究者
所属:旭化成(株)名誉フェロー
座右の銘:「好奇心と洞察力」
吉野彰さんは、電気化学を専門としています。
二次電池の小型化や軽量化という課題に取り組み、1985年にリチウムイオン電池の原型を発明しています。
そのリチウムイオン電池は現在、自動車や航空機にまで利用の範囲が広がり、世の中に変革をもたらしています。
そして、その小さなリチウムイオン電池は、とても大きな役割を果たしてくれているんですね!
そんな偉大な吉野彰さん、化学に興味を持ったのはイギリスの科学者ファラデーの著作「ロウソクの科学」を読んだこと。
それにより自然の原理に触れたことがキッカケだそうです。
毎週土曜日には、健康維持と息抜きのために友人とテニスを楽しむそうですよ!
吉野彰の学歴・経歴
受賞おめでとうございます🎉
リチウムイオン電池、毎日使ってますよ☺ pic.twitter.com/hHuiS2hKNq— 大姉 ねね (@anetai_toyone) 2019年10月9日
吉野彰さんの学歴と経歴についてまとめてみました。
吉野彰の学歴
出身高校:大阪府立北野高校
出身大学:京都大学工学部石油化学科
出身大学院:京都大学大学院工学研究科
高校は地元大阪の大阪府立北野高校の出身です。
北野高校は、偏差値76という大阪でもトップレベルの学校で、卒業生には元弁護士の橋本徹さんやフリーアナウンサーの有働由美子さんなどがいます。
さすが大物有名人が卒業していますね!
そして、今後はノーベル化学賞の受賞者が通っていた高校として話題になるおことでしょう!
大学は、京都大学工学部(偏差値65)の出身です。
入学当時は水泳部に入部した吉野彰さん。
4月にもかかわらずプールへ入らされ、あまりの冷たさにすぐに水泳部を辞めたというエピソードがあるそうです。
きっと相当冷たかったんでしょうね…笑
その後は、考古学同好会に入り論理的に物を見る目を養います。
そして、歴史の流れの延長として現在を見つめ直し、その先の未来を考えることが現在の発想の原点になっているそうです。
吉野彰さんの出身小学校や中学校は今のところ分かっていません。
今後分かり次第追記していきたいと思います。
吉野彰の経歴
1972年:京都大学大学院工学研究科石油化学専攻修士課程修了
1972年:旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社
1994年:(株)エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長
1997年:旭化成(株)イオン二次電池事業推進室 室長
2003年:旭化成フェロー就任
2005年:論文博士にて大阪大学で博士(工学)の学位取得
2005年:旭化成(株)吉野研究室 室長
2017年:名城大学大学院理工学研究科 教授
2019年:ノーベル化学賞を受賞
ノーベル賞の授賞者となると、経歴もスゴイですね!
吉野彰さんと同じノーベル化学賞を受賞したテキサス大教授のジョン・グッドイナフさん。
リチウムイオン二次電池開発の第一人者と言われている方ですが、吉野彰さんが研究室を訪ねるなど親密な関係にあるそうです。
ライバルであり、良き友でもあるということですか…
吉野彰の受賞歴
1999年:化学技術賞(日本化学会)、
1999年:Technical Award of Battery Division(米国電気化学会)
2001年:市村産業賞功績賞(新技術開発財団)
2001年:関東地方発明表彰文部科学大臣発明奨励賞(発明協会)
2002年:全国発明表彰文部科学大臣発明賞(発明協会)
2003年:文部科学大臣賞科学技術功労者(文部科学省)
2011年:山崎貞一賞(材料科学技術振興財団)
2011年:C&C賞 (NEC)
2012年:IEEE Medal for Environmental and Safety Technologies(米国IEEE)
2013年:グローバルエネルギー賞(ロシア)
2013年:加藤記念賞
2014年:チャールズ・スターク・ドレイパー賞(全米技術アカデミー)
2018年:日本国際賞(国際科学技術財団)
2018年:中日文化賞
2019年:欧州発明家賞 非欧州部門 (欧州特許庁)
2019年:ノーベル化学賞(スウェーデン王立科学アカデミー)
2004年:紫綬褒章
とても難しい名前の賞が並んでいますが、いかに吉野彰さんがスゴイ人なのかよく分かります。アメリカやスウェーデンなど海外でも受賞されているんですね!
まさに“ノーベル賞を受賞するべくして受賞した”
という方だと思います。
吉野彰の家族構成について
#吉野彰 氏ら「グローバル・エネルギー」賞を授賞:ペテルブルグ国際経済フォーラム2013で #SPIEF http://t.co/5WhFhZGWzu pic.twitter.com/Zj658xVkWr
— ロシア・ビヨンド 日本 (@roshiaNOW) 2013年6月24日
吉野彰さんは、奥さん・長女・長男・次女の5人家族です。
現在の住まいは、神奈川県の藤沢市で奥さんと次女の3人で暮らしているそうです。
奥さんとは大学時代の考古学同好会で知り合ったとのこと。
今でも仲が良く、2人でテニスをされるそうです。
ご家族についての情報はまだ少ないですが、ノーベル賞の授賞式にはご家族そろってスウェーデンのストックホルムにいらっしゃる可能性もあります。
今後新たな情報が分かり次第追記したいと思います。
吉野彰の学歴や経歴まとめ
私たちの生活になくてはならないリチウムイオン電池。
それを発明した吉野彰さんは日本人の誇りだと思います。
学歴や経歴を見ると素晴らしいの一言ですが、実際には幾度となく苦労をされたのだと思います。
そういった中で発明されたリチウムイオン電池の価値はとても高いものです。
吉野彰さんの発明があるからこそ、化学は進歩しているんですね!